2022年7月31日(日)、午前11時に起きた。台風5号は去ったものの、依然として天候が安定しない。ここ最近、1時間おきに大雨が降っている気がする。沖縄で新たに台風6号が発生したらしく、そちらの進路も気がかりだ。
自宅内の温湿度を制御するのに苦しんでいる。強風に煽られた雨が室内に吹き込むため、窓を開け放つことはできない。とは言え、閉めっぱなしにすると、カビが生える恐れがある。そのため、さほど暑くもないのに、エアコンを稼働させている。
散歩に出たのは、15時過ぎから。雨が降るなか、宮之浦川の橋を歩いた。
スーパーを訪れた。昨日置いていなかった、鶏胸肉や人参、木綿豆腐を買うためだ。
結果は変わらず。戦利品は何もなかった。スーパーは昨日にも増して、品薄だった。フェリーの欠航が続いているからだろう。特に生鮮食品が不足していた。
明日には品揃えが復活しているだろうか。期待外れに終わる予感がプンプンするが、再チャレンジする予定だ。
日中はいつも通り、気象予報士や漢検準1級の試験勉強を進めた。
「坂の上の雲」の5巻を読み進めるなかで、印象に残った文章があった。その文章を引用する。
「この季節にしては海上はおだやかで、西方に多少濛気があり、このため左舷にみえる五島列島の山々が、淡くひと刷けで刷いたようにかすみ、いかにも翠黛といった感じの色調をなしていた」(司馬遼太郎、1972年、p.136)。
この文の特に後半部分は、屋久島にも通ずる表現だ。島の山並みもしばしば、翠黛といった感じの色調をなしている。今後のブログ執筆で参考にしたい。
違った意味で印象に残る記述もあった。作中で、ご存命の方の住所を紹介していた。許可をとった上で載せたのかもしれないが、何れにせよ現代では考えられないことだ。執筆当時は個人情報の扱いが寛容だったのだろう。個人情報という概念さえもなかったのかもしれない、と思った。