2024年1月28日(日)、午前9時に起きた。気分が乗らなかったので、散歩に出なかった。
図書室から借りている本を読んだ。本のタイトルは「屋久島 巨木の森と水の島の生態学」だ。湯本貴和さんが執筆し、1995年に発行された。
屋久島の植物について解説している本だ。鳥や哺乳類、蝶についても触れている。島の衣食住の歴史についても紹介しており、内容の濃い1冊だった。
個人的に印象に残った部分が、栗生川右岸にあるマングローブの紹介。著者は、ここのマングローブが狭くなっているように見えるという。亜熱帯から亜高山までの垂直分布が屋久島の特徴であり、亜熱帯を代表する植生といえばマングローブであると指摘。栗生のマングローブは「もっともっと大切にされなければなるまい」と訴える。
私は昨年5月に栗生川を訪れている。だが、マングローブがあることは知らなかった。当然、マングローブを見た記憶もない。この本を読み、もう一度栗生に行きたくなった。