【663日目】エムウェーブで滑る

2024年3月3日(日)、午前7時半に起きた。午前9時半ごろに善光寺近くの宿を出て、長野市内の名所を巡った。

 

まずエムウェーブに向かった。長野オリンピックの会場として有名なこの施設は、1周400mのスケートリンクを備える。今日は無料開放日で、誰でもリンクを滑ることができた。

 

子供連れを中心に、大勢の人がスケートを楽しんでいた。私と友人も滑った。スケート経験の少ない私だが、いざリンクに立ってみると、結構滑ることができた。

エムウェーブ内の様子

 

建物の外観は独特だ。斜めに倒れた壁が、幾重にも連なっている。内部空間も魅力的で、大迫力の木造つり屋根が来訪者を出迎えてくれる。

エムウェーブの外観。緩やかに曲がる屋根と、斜めに倒れる外壁。これらをあわせると、M字型に見える。このM字が連なることから、エムウェーブという名がついたそうだ
エムウェーブの内観。圧倒的な迫力

 

午後、私たちは長野県立美術館を訪れた。ガラス張りの廊下から城山公園を見たり、屋上のテラスから善光寺を眺めたりすることができる。開放感のある美術館だった。

長野県立美術館の廊下。窓越しに城山公園が見える
長野県立美術館のテラス。奥に善光寺が見える

 

展示作品のなかで印象に残ったのは、東山魁夷の「春兆」だ。長野らしさを感じる絵も目に留まった。足立源一郎による「春の穂高(長塀にて)」と、関四郎五郎の「春寒」だ。

長野県立美術館は本館と東山魁夷館の2つに分かれている。写真は本館の外観

 

1泊2日の旅行は、長野駅で締めくくりを迎えた。私は、「雷鳥の里」という長野銘菓を買ったり、わさびの葉が入った蕎麦を食べたりした。長野を存分に満喫し、新幹線で東京駅に帰った。

長野駅前
長野駅では、東山魁夷の作品を基にした壁画を飾っている

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です