現地時間2024年4月25日(木)、午前4時半に起きた。家を出たのは午前7時半過ぎ。いつものように、語学学校へ向かった。
1限の授業に遅刻した。2つの不運が重なったからだ。1つ目の不運は、バスの出発が早すぎたこと。私は定刻ちょうどにバス停に着いたけれど、バスはもう出ていた。
もう1つの不運は、私の乗ったバスが遅すぎたこと。踏切の手前で10分ほど止まり、ダイヤが大きく乱れた。とんでもなく長い貨物列車が踏切を通過し、運転手も乗客も指をくわえて待つしかなかった。
学校生活は順調だ。放課後に交わした、ある先生との会話が面白かった。会話の要約は以下の通り。
先生「昔、日本に3年間住んでいたんだ」
私「へー。驚きました。どの都市が印象深いですか?」
先生「京都に住めたことはとても幸運だったわ。東京はモノが多すぎる。京都は山があり、川があり、バンクーバーに近い部分があったわ」
私「そうですか。私はバンクーバーに来て、日本にないタイプの都市だと感じました」
先生「神戸はバンクーバーに近いと思うよ」
私「確かに。山も海もありますね」
先生「国際色豊かなところも共通しているし、神戸はバンクーバーと同じ匂いがしたわ」
英語での会話なので、私の理解不足の部分があるかもしれない。特に自信がないのが、神戸とバンクーバーが同じ匂いという部分だ。ひょっとしたら、匂い(flavor)というのは比喩表現で、別の意味だったのかもしれない。