現地時間2024年4月27日(土)、午前8時ごろに起きた。18時手前に家を出て、バンクーバーのあるカーリング場を訪れた。
カーリング場に来た理由はほかでもない。カーリングを初めて体験するためだ。1時間の体験コースを事前に申し込んでいた。
体験コースには、私以外に男女3人組も参加していた。計4人の生徒が講師の指示の下、ブラシで氷を擦る練習や、ストーンを投げる練習をした。
練習の終盤では2チームに分かれた。的のすぐ近くからストーンを放り、実際のゲームのような対戦を楽しんだ。
あっという間に1時間が過ぎた。テレビで見て、想像していた通り、面白い競技だった。残念ながらカーリング場はこれからオフシーズンに入るらしく、次に私が練習できるのは当分先のようだ。
オフシーズンが明けたとしても、練習に参加するのは勇気が要る。私の英語力が低いからだ。語学学校の先生と違って、カーリング場の人たちは高速の英語を容赦なく発する。もし私にカーリングの知識がなかったら、今日の講師の指示は全く理解できなかっただろう。
リスニングだけでなく、スピーキングも問題だ。練習前、私が受付スタッフに「カーリングの練習に来ました」と言ったら、受付スタッフは「は?」といった反応を示した。
どうやら私の「カーリング」の発音が悪かったらしい。発音を何回か試行錯誤したら、やっと聞き取ってくれた。