【721日目】バンクーバーで弓をひく

現地時間2024年4月29日(月)、午前6時ごろに起きた。午前7時半ごろに家を出て、バスで語学学校へ向かった。

 

夕方、バンクーバーの「ジャパンタウン」という街区を歩いた。名前から受けるイメージと違い、日本らしい要素はほとんど見当たらなかった。ひと気は少なく、治安の悪さが心配だったが、地元の人曰く、歩行者に実害が及ぶほどではないらしい。

 

18時半からが今日の本番だ。ジャパンタウンの一角にあるJapanese Hallで、地元の団体が弓道をしており、私はその練習に初めて参加する。

体育館に的などを設置し、弓道場として利用している

 

刺激的かつ面白い練習だった。神奈川や屋久島で経験してきた練習形式とは、だいぶ違う内容だったからだ。

 

簡単にいうと、武道らしさを感じる稽古だった。弓をひく以外の動作、いわゆる「体配」についてしっかり練習する。「射法訓」など、弓道の教えのような文章を読む時間もあった。英語と日本語で1回ずつ読み上げる。恥ずかしながら私は、今日まで射法訓を一度も読んだことがなかった。

 

稽古に参加していたのは10人ほど。日本人は少なく、稽古中の会話は基本的に英語だった。私としては英語力を上げて、なんとかこのコミュニティーの一員になりたいと思う。

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