2022年10月16日(日)、正午に目覚めた。起床してからずっと、雨が降っていた。贔屓の野球チームが負けたことも相まって、やる気が全く起こらない一日だった。
散歩に出たのは、17時過ぎから。雨が降りしきるなか、宮之浦の図書室を訪れた。県立図書館から取り寄せた本を受け取るためだ。野鳥の図鑑や、児玉源太郎に関する本を借りた。
面白いウェブ記事を見つけた。「咲き盛る季節外れの桜 種子島、台風10号が影響?」という記事だ。2020年10月8日、日本経済新聞の電子版に掲載された。
内容はタイトルの通り。20年秋、種子島ではソメイヨシノが開花していたらしい。非常に強い台風10号が同年9月に接近したことを、要因に挙げていた。
似たニュースはほかにもあった。ウェザーニュースの「九州で秋なのにサクラサク 台風10号のよる塩害の影響か」(原文ママ)という記事だ。長崎県西海市でも20年秋にソメイヨシノが開花していたとのこと。この記事も、台風10号の影響を指摘していた。
2年前のこれらの記事を踏まえると、屋久島で現在桜が咲いているのも、台風による影響かもしれない。この仮説が正しければ、今年9月の台風14号が関係したのだろう。全く確証はないものの、手かがりは掴めた。