2022年11月20日(日)、午前11時に起きた。15時半から散歩に出た。数日続いた雨は止み、青空が顔を出した。宮之浦の中学校では、子供たちがここぞとばかりに野球を楽しんでいた。
散歩後、私は小説を読み終えた。本のタイトルは、「たゆたえども沈まず」。原田マハさんが史実をもとに書いたフィクション作品だ。
小説には、「ひまわり」などの作品で知られる画家のゴッホや、その弟が登場する。日本人美術商・林忠正の部下である加納重吉の目線で、ゴッホ兄弟の生涯を描いている。
モネやスーラが好きな私は、これまでゴッホに関心がなかった。代表作の「星月夜」を見たことはあるはずだが、さほど印象に残っていない。だが、本を通じて制作の背景を知った今は、ゴッホの絵を鑑賞したいと思っている。
たゆたえども沈まずを知ったのは、ラジオがきっかけだ。TOKYO FMのラジオ番組「nippn ¡hon-yomokka!」で、女優の南沢奈央さんがこの本を紹介していた。
この番組では毎週、南沢さんが本を紹介している。先週13日の放送では、南沢さんが「本にだって雄と雌があります」、ゲストの竹内薫さんが「エロチック街道」「ティファニーで朝食を」について語っていた。個人的には、エロチック街道が気になった。