【226日目】実を知り、歌を知り

2022年12月22日(木)、午前5時に寝て、14時に起きた。ハリセンボン・箕輪さんの話をラジオで聴いた。明日からヨーロッパ旅行に出る箕輪さんは、クレーンを改装したホテルに泊まるという。興味深い話だった。

 

私は15時から散歩に出た。宮之浦では雨が断続的に降っていた。雨の止んだわずかな時間には、東の空にうっすらと虹が出た。

雨上がりにうっすらと出た虹。この虹はすぐに消えて、再び雨が降り出した

 

林道沿いの斜面には、サネカズラが生えていた。つる性の植物であるサネカズラは、人の背丈を上回る高さまで成長し、房状の実をたくさんつけていた。実は真っ赤で、鮮やかだった。

サネカズラは秋〜冬に実が熟すそうだ

 

この植物は百人一首に登場する。「名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな」という三条右大臣の歌だ。恋しい人に会いたいという気持ちを詠んだ歌らしい。

 

歌を詠んだとき、サネカズラは赤い実をつけていたのだろうか。実がなっていたのであれば、三条右大臣はそれを見て何を感じたのだろうか。実と歌、2つを知った私は色々気になった。

今日の宮之浦川。15時14分に撮影

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