2023年1月7日(土)、正午に起きた。今日は七草の節句だったので、ラジオでは七草粥が話題に上がっていた。散歩に出たのは14時半から。宮之浦の街には強風が吹き、海は荒れ気味だった。
大きなやぐらが宮之浦川沿いの広場に立っていた。やぐらは、上にいくにつれて細くなる、東京タワーのような形。下層部分には竹の幹や正月飾りなどが詰め込まれていた。
このやぐらは「鬼火焚き」に用いるものらしい。鬼火焚きは屋久島だけでなく九州各地に伝わる伝統行事。1月7日にやぐらを焼いて、正月飾りについた悪霊を追い払うそうだ。
私は散歩を終えて家に戻った後、20時ごろに再び広場を訪れた。そのときには鬼火焚きはすでに終わっていたようで、やぐらはなくなっていた。