【325日目】旅行まとめ〜野球編〜

2023年3月31日(金)、午前9時に起床した。野球好きの友達と晩御飯を食べて、WBCについて話した。夕食後、スポーツ専門誌「Number」のWBC特集号を買った。

 

マイアミ旅行の振り返りは、今日で終わりにする。最後のテーマは、野球についてだ。

 

どんな選手が活躍したのかをまとめる。WBCの主催者が発表したベストナインには、日本の大谷選手と吉田選手、アメリカのトラウト選手とターナー選手、メキシコのアロサレーナ選手とサンドバル投手、ベネズエラのペレス選手、などが名を連ねた。

メキシコ戦の9回裏、大谷選手が2塁打を放った場面

 

このほかにも、印象に残った選手はたくさんいる。

 

まずは、ベネズエラのガルシア投手だ。ドミニカ戦で3回無失点、アメリカ戦で4回2失点の好投をみせた。試合の流れを左右する状況だったことや、対戦相手が超強力打線だったことを踏まえると、彼の貢献度は数字以上のものがあった。

ドミニカ戦に登板したベネズエラのガルシア投手

 

もう1人は、プエルトリコのリンドーア選手だ。1番打者として、遊撃手として、チームを牽引していた。準々決勝、1点ビハインドの9回表2アウトで放ったヒットは、さすがリンドーア選手というプレーだった。

準々決勝のメキシコ戦の9回表、リンドーア選手がヒットを放った場面

 

日本代表からは山田選手だ。準決勝では2安打1四球、決勝では2四球2盗塁の活躍を見せた。得点につながる場面は少なかったものの、いやらしさを存分に発揮していた。

決勝のアメリカ戦で山田選手が盗塁を決める場面

 

素晴らしかった選手を挙げればキリがない。ベネズエラのサンタンダー選手、スアレス選手、アラエス選手、プエルトリコのマルドナード選手とストローマン投手、日本の岡本選手、近藤選手、ヌートバー選手、ドミニカ共和国のソト選手などだ。

 

マイアミは国際的な聖地になり得る

次回のWBCは2026年に開催される予定だ。私はもうすでに、3年後が楽しみで仕方がない。

 

2026年は今回同様、マイアミで開催してほしい。アメリカや中南米のファンを集客しやすいからだ。大会の熱量を高めるためには、ラテン系の陽気なノリが欠かせない。今後もマイアミでの開催が続けば、ここが野球の国際的な聖地になる可能性がある。

ベネズエラ対ドミニカ共和国の試合前、マイアミの球場に入場する観客たち

 

マイアミで開催する意義は、データからも分かる。前回大会のサンディエゴでの試合と、今大会のマイアミでの試合を比べると、今大会の観客数の方が明らかに多かった。

前回大会と今大会における、同一カードの観客数の比較。WBCの公式サイトを基に、私が作成した。観客数とともに、開催時間も併記している

 

もう1つ、次の大会で期待したいのは、キューバの奮起だ。今大会は準決勝でアメリカに大敗した。野球大国の無残な姿は、見るに堪えなかった。

アメリカ対キューバのスコア。キューバはほぼ毎イニング失点した

 

キューバ代表の伸びしろは大きい。今大会はアルバレス選手やアブレイユ選手といった実力者が参加していなかったからだ。障壁は高いと思うが、次回はなんとかベストメンバーを揃えてほしい。

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