【329日目】浮間公園から始まり、荒川の土手を歩く

2023年4月4日(火)、午前8時に起床した。午前9時半ごろに家を出て、JR埼京線の浮間舟渡駅に向かった。そこから東武スカイツリーラインの堀切駅まで、約15kmの道のりを親友とともに歩いた。

 

まず、浮間舟渡駅前の「浮間公園」を散策した。浮間ヶ池という巨大な池が広がっている公園だ。池の周りでは、チューリップの赤い花が咲き乱れ、黄色や水色の帽子を被った園児たちが散歩していた。桜の花はだいぶ散っていたが、それでも十分すぎるほど、彩りにあふれた空間だった。

浮間公園
浮間公園の桜とチューリップ

 

公園を出た私たちは、荒川の土手を下流に向かって歩き続けた。その途中にある「荒川赤羽桜堤緑地」の景色が圧巻だった。芝桜とソメイヨシノ、2種類のピンク色を楽しむことができた。

荒川赤羽桜堤緑地の芝桜とソメイヨシノ
荒川の土手道

 

緑地からほど近い場所にある「荒川知水資料館 amoa」が面白かった。ここでは、荒川の歴史などを解説している。その説明によると、現在の荒川下流部は人工の放水路で、約20年かけて掘削されたものだそうだ。明治末期の大水害が、放水路建設の契機になったという。

荒川知水資料館 amoaの外観。入館料は無料

 

荒川の洪水対策がいまも続いていることに、私は驚いた。資料館の展示によると、埼玉県さいたま市や川越市などで荒川第二・第三調整池を整備するそうだ。整備事業の期間は2018年度から13年間で、事業費は約1670億円だという。

荒川第二調整池と荒川第三調整池の予定地

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