2023年4月20日(木)、午前9時に起きた。雨が降っていたので、散歩に出ることができなかった。自宅で本を読んだ。
本の名前は、「WBCに愛があった。 三塁コーチが見た侍JAPANの知られざる感動秘話」。日本が連覇を果たした、2009年のWBCに関する本だ。当時の日本代表コーチの高代延博さんが執筆した。最近会った友達が、「高代さんの本が面白い」と言っていたので、私も買った。
内容はタイトルの通りだった。当時の選手・監督・コーチがどのようなことを発言し、どのような行動をとっていたのか、細かくまとまっていた。特に、原監督やイチロー選手のひととなりがよく分かる内容だった。
書籍の発行日は、決勝戦から約4ヶ月後の2009年7月10日。執筆作業は急ピッチで進んだのだろう。著者の興奮が冷めることなく文章からにじみ出ていた。
私はこの本を読みながら、野球界の変化を感じた。本のなかでは日本の強みとして、投手の制球力や野手の走力などが挙がっていたが、14年たった今ではそのようなことをあまり聞かなくなった。大谷選手をはじめ、パワーで世界に伍する選手が台頭しつつある。