2023年7月2日(日)、午前9時ごろに起きた。散歩に出たのは14時ごろから。自転車に乗り、安房地区の弓道場に向かった。
海岸の近くで自転車をとめた。こんもりと葉っぱが生い茂るなか、見たことのない花が咲いていたからだ。その釣鐘状の花は、全体的に白く、真ん中が赤紫色に染まっていた。
この花は恐らく、ハマサオトメカズラだろう。「恐らく」と書いたのは、ヘクソカズラの可能性も捨てきれないからだ。ヘクソカズラの変種がハマサオトメカズラであり、どちらも同じような花を咲かせるという。
私は正直、今回見た植物がどちらなのか、あまり気にしていない。ヘクソカズラという奇妙な名前を知ることができただけで十分だ。ヘクソカズラは漢字で書くと、「屁糞葛」。下品さが一層際立つ表記だ。それでいて、雅な見た目をしているというのだから、本当に面白い。