【167日目】牛の向こうに大海原

2022年10月24日(月)、午前4時半に起きた。友人との旅行は昨日で終わったが、1人で旅を続けた。バス乗り放題のチケットが今日まで有効だったからだ。

今日の宮之浦川。午前9時58分に撮影

 

午前10時ごろから約1時間半バスに乗り、「旭牧場」を訪れた。ここは島南部にある町営の牧場。肉用牛繁殖育成センターという施設や採草放牧地などを有する。放牧地の面積は24.5ha。東京ドーム約5個分だ。

旭牧場の牛。綺麗な体をしていた

 

おおらかな雰囲気の牧場だった。緩やかな傾斜の草地に、数十頭の牛が放たれていた。その奥には青い海が見える。牛たちは草を食べたり、寝そべったり、のびのびと過ごしていた。

旭牧場の海側の景色
旭牧場の内陸側の景色

 

牛というよりも鳥を観察することが主目的だった。旭牧場では鳥に遭遇しやすいという情報を得ていたからだ。様々な小鳥が草地を歩いていると予想していたが、そうした鳥はハクセキレイしか見当たらなかった。

牛に交じって、草地を歩き回るハクセキレイ

 

小鳥よりも、大きい鳥の方が印象に残っている。ノスリが強風に乗り、上空を舞っていた。牛のなかに交じり、草地に立っていたのは1羽の白鷺だ。牛も白鷺も、お互いを気にするそぶりは全く見せていなかった。

上空を飛ぶ猛禽類。おそらくノスリ
放牧地では、牛のなかに白鷺が交じっていた。白鷺の種類は、チュウサギかダイサギのどちらかだろう

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