【2日目】いよいよ屋久島に住み始める

2022年5月12日(木)の朝。ホテルの食堂でトーストを食べる。テレビで流れていた朝のニュースでは、首都高で暴走する車について扱っていた。

 

朝7時半過ぎにホテルを出て、屋久島行きのフェリー乗り場へ向かう。傘をささなくも大丈夫なラインギリギリを狙ったくらいの、雨が降っていた。乗り場まで10分ほど歩く最中にスーツケースが濡れないよう、ゴミ袋で全体を覆う。

鹿児島を発つ日は、あいにくの天気だった

船内に入る際、スーツケース2個を持って階段を上がることができるか不安だった。この問題は無事解決。乗務員の方が片方を持ってくれた。ありがとう。

 

屋久島まで4時間の船旅だ。その間、漫画「キングダム」を読んで過ごした。夢中で5冊読んだ。次乗った際は、続きから読もう。

フェリーの船内の様子。奥の席でひたすら、キングダムを読んでいた。小学校の修学旅行で屋久島を訪れたときも、このフェリーに乗って、この客室に居た記憶がある。勘違いかもしれないが

一方、外の景色はほとんど見なかった。というのも、実は約1カ月前に下見で屋久島を訪れており、その際に開聞岳や桜島の景色を堪能できたからだ。

桜島は半分ほど雲に隠れていた

船内では、買い物リストも考えた。引っ越しに当たってやることも検索した。水道や電気、ガスについて不動産屋さんと何も話していなかったことに気付く。ライフラインは引っ越し初日から使えるのだろうか。当日になってから不安になる。

屋久島が見えてきた〜 俺の家も近い〜

 

 

島に上陸し、寝床を確保

 

午前12時半、屋久島に上陸した。不動産屋さんが港まで迎えにきてくれた。新居まで車で送ってもらう。

 

新居では、契約書などを不動産屋さんに渡した。大家さんにも挨拶した。電気と水道は使えるようになっていた。電気・水道代の支払いについては、役場が扱っているとのこと。明日、役場に行こう。

屋久島にあった看板。電力のほぼ全てが水力発電で賄われているらしい。今日一番の驚きだった

不動産屋さんと大家さんが帰ったら、まずはガス会社に電話した。ガスを使えるようにするためだ。電話して、その日中に担当者に来てもらった。これで、暖かいシャワーは使える。

 

あとは、寝床を確保せねば。近くのスーパー「Aコープ」に行って、タオルケット2枚と、厚手の毛布を買った。スーパーで布団も売っていたが、いかんせん車がないので、自宅まで持って帰ることができない

 

当分は、タオルケット1枚を敷布団に、もう1枚のタオルケットと毛布を掛布団にして我慢する。畳の上で寝るから、何とかなるだろう。しっかりした布団は、今日の夜にAmazonで注文することにした。

 

小学校の前を通ってみた。グラウンドで野球をやっていた。いいな。お迎えと思しき車が続々とグラウンドにやってくる。初めて見た光景だった。

自宅の近くにある宮之浦川。15時24分に撮影
宮之浦川。18時51分に撮影

自炊道具は何もないので、夜ご飯を食べに街へ繰り出す。唐揚げ定食を食べた。唐揚げの量が多かったが、無事、完食できた。

 

唐揚げ定食を食べている間は、ニッポン放送でナイツがやっている「ザ・ラジオショー」を聴いていた。ゲストはますだおかだの増田さん。増田さんの天才的な語りが面白かった。

今日の晩御飯

ゴールデンウィークが終わったというのに、街中には観光客が意外と多い。観光中と思しき若者2人組が路上で歌っている。酔っているのか。また、別の路上にいた若者は一緒に歩いていた友達に向かって、「クラブに行ったことある?」と尋ねていた。尋ねた若者曰く、ドンキの横にあるとのこと。

自宅に帰ってからは、パソコンを立ち上げて音楽を流す。外に音が漏れていないか確認してみる。建物の防音性能もさることながら、虫の鳴き声が凄まじく、部屋の音は外から聞こえないことが分かった。

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