【309日目】プエルトリコが準々決勝へ

2023年3月15日(水)の現地時間午前9時半ごろに起床した。マイアミは普段よりも涼しかった。風が強く、雨がぱらついた。日中には、雷鳴が聞こえる時間帯もあった。

 

WBC観戦は、今日が5日目。第1試合のイスラエル対ベネズエラは、ベネズエラが5対1で勝った。今大会低調だったアクーニャ選手に、当たりが出た。

イスラエル対ベネズエラのスコア(8回まで)
1回表にアクーニャ選手が先制タイムリーヒットを放った場面

 

第2試合のドミニカ共和国対プエルトリコは、プエルトリコが5対2で勝利した。投手交代が多く、試合時間は長引いたが、退屈な雰囲気は一切なかった。準々決勝進出をかけた大一番にふさわしく、ずっと見ていたいと思える好ゲームだった。

ドミニカ共和国対プエルトリコのスコア(9回途中まで)
マルドナード選手が3回表にバントヒットを決めた。プエルトリコは、このヒットで流れをぐんと引き寄せた

 

この試合は、5日間のなかで最も盛況だった。観客席のおよそ9割が埋まっていた。ドミニカ共和国とプエルトリコ、両サポーターの数は拮抗していたと思う。

 

予想外の展開が待っていた。第2試合の終了直後、プエルトリコの選手達が歓喜の輪をつくりジャンプするなかで、抑え投手のディアス選手が重傷を負ってしまったのだ。

 

ディアス投手が負傷した当初、観客は何が起こったのか分からなかった。両チームの選手たちの動揺だけが観客に伝わり、球場はただならぬ雰囲気に包まれた。選手の輪の中から、体を支えられたディアス投手が出てきて、観客は初めて事態を把握した。

両腕を支えられている選手がディアス投手。この選手の怪我は、プエルトリコにとってかなりの痛手だ

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