【319日目】リトルハバナを抜けて

2023年3月25日(土)の現地時間午前9時半に起床した。散歩に出たのは午前11時から。キューバ系移民の街「リトルハバナ」を歩いた。宿があるリトルハバナ東部だけでなく、この地区の中央部や西部も巡った。

 

中央部や西部は、宿の周辺と似た雰囲気だった。街を歩いている人は基本的に、スペイン語を喋っていた。街に立つレストランは、中南米系の店ばかりだ。

リトルハバナに立つキューバ料理店

 

私はホンジュラス料理店に入った。お腹が空いたタイミングで偶然目に入ったのが、その店だった。ホンジュラス料理についての知識が全くない私は、何を注文すべきか分からなかった。メニューに写真が載っていないため、余計困った。

 

やむを得ず、店員に「ポピュラーな料理は何ですか?」と尋ねた。いくつか挙げてもらった候補のうち、ビーフを使っているものを注文した。

 

料理の名前は「Lomo Saltado」。フライドポテトと焼いた牛肉、それにトマトとたまねぎがまざり合っていた。日本にはない独特の風味で、美味しかった。量はとても多い。私は半分しか食べることができなかった。

私が注文した料理「Lomo Saltado」。税抜き価格は約18ドル

 

リトルハバナを抜けて、本屋を目指した。店の名前は「Barnes & Noble」。アメリカ全土で展開している書店チェーンだそうだ。

Barnes & Nobleの外観。店の周辺は、洗練された雰囲気の商店街だった。その影響なのか、書店の外観は控えめ
書店近くの壁画

 

2種類のスポーツ雑誌を購入した。雑誌の名前は、「Baseball America」と「Sports Illustrated」。あらゆる商品の価格が高いアメリカだが、これらの雑誌はさほど高くない。どちらも10ドル前後だ。

 

店内の本を眺めるだけでも、十分面白かった。興味深かったのは、漫画コーナーが充実していたことだ。「進撃の巨人」、「ONE PIECE」、「ワンパンマン」、「ハイキュー!!」、「古見さんは、コミュ症です。」など、日本の漫画を数多く販売していた。

 

もう1つ特徴的だったのは、自己啓発本についてだ。日本の書店と違い、そうした本は目立たない場所に陳列されていた。私は店内を歩きまわるなかで、「IKIGAI」という本を見つけ、やっと自己啓発本の棚にたどり着くことができた。

 

宿までの帰りは、バスを利用した。オレンジと緑の外装が特徴的な、「Miami Trolley」という無料バスだ。車内はほどよく冷房が効き、快適だった。

Miami Trolleyの外観
Miami Trolleyの内観はレトロな雰囲気。バスは、驚くほど大きな音を立てながら走っていた

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