2023年7月4日(火)、午前10時ごろに起きた。雨が降っていたので、散歩には出なかった。
鹿児島の弓道事情について調べた。屋久島で弓道をやっている人が、「鹿児島は弓道が盛ん」と話していたからだ。その話を聞いた私は、どれほど盛んなのか、データの面から確かめたくなった。
具体的には、スポーツ庁の統計資料を参照した。2021年度の「体育・スポーツ施設現況調査」によると、鹿児島県には206箇所の弓道場があるという。そのうちの約6割が学校の道場、約4割が公共施設の道場だ。
鹿児島県の206箇所という数字は、全国で2番目に多い。3位の福岡県や4位の東京都を大きく引き離している。
全国首位は愛知県。225箇所も弓道場があるそうだ。全日本弓道連盟の事業報告書からも、愛知の弓道熱がうかがえる。2022年度の報告書によると、愛知県の弓道連盟に登録している人数は約1万1100人。1万人を超える都道府県は、ほかにない。