2023年8月9日(水)、午前7時半に起きた。JR丸亀駅前のホテルで朝食を済ませ、午前9時ごろに丸亀城へ向かった。午後は電車に乗り、愛媛県八幡浜まで移動した。
丸亀城は、中心市街地の小高い丘に立っている。天守は国の重要文化財で、全国に12しか残っていない現存天守の1つだ。
印象に残ったことが3つある。
まず1つは坂。入り口を抜けてすぐの場所から、急勾配の道が2本も続く。中学生らしき男女が部活の練習として元気に走っていたが、観光客の私にとっては険しい坂道だった。
もう1つは眺望。天守のあたりからは、丸亀の街並みや瀬戸大橋が見えた。南東側に見えたのは飯野山だろう。讃岐富士の別名を持つ、美しいフォルムの山だ。
最後に、石垣。高く美しい石垣が特徴的な丸亀城だが、その一部は2018年に大雨で崩落した。今でも復旧は終わっていない。
工事現場のそばには、「丸亀城石垣崩落復旧整備事業PR館」が立っている。その名の通り、復旧工事の内容などを紹介している建物だ。一般市民向けというより、専門家向けのような本格的な展示だった。