2022年7月28日(木)、午前10時に起床した。その前、午前6時ごろに目が覚めた際は、尋常ではないほどの大雨が降っていた。日光と雨の具合によって、窓の外の景色が黄色く霞んでいたのを記憶している。
散歩に出たのは、18時過ぎから。外は涼しく、歩くには丁度良い。山の上は灰色の不気味な雲が覆っていた。
宮之浦川の河口近くを訪れた。山も海もよく見える、最近のお気に入りポイントだ。今日の波は高い。水平線のあたりには、白い雲がもくもくと湧き上がっていた。
日中やったことはいつもと同じ、読書と勉強。「坂の上の雲」の5巻を読み始めた。漢検準1級の勉強では、「尋」という字を書けなかった。映画「千と千尋の神隠し」が大好きなだけに、この漢字は正解したかった。
漢字の勉強で面白かったのは、ある二字熟語を旧字体で書くという設問。当然、全問不正解だった。日常生活で旧字体を読むことはあるものの、書く機会は滅多にない。「今後、この学習が役に立つことはないだろう」と思った。役立たないことを学ぶのは贅沢なことだ。
気象予報士の試験勉強も始めた。ユーキャンから届いた段ボールを開けて、教材の最初の章に目を通した。試験日は例年、1月と8月の2回。果たして自分は、来年1月の試験に間に合うだろうか。そもそも、飽きずに試験勉強を続けるだろうか。楽しみ半分、不安半分だ。
少なくとも今日の時点では、宮之浦に出ていた雲の種類は一切分からない。