2024年2月12日(月)、午前5時過ぎに起きた。午前7時に家を出て、車で愛子岳の登山口へ向かった。午前7時半ごろ、父とともに登山を始めた。
愛子岳は標高1235m。登山ルート全体が世界遺産区域に含まれる。
登山はかなりきつかった。道は狭く、路面は不安定、勾配は急。道中にトイレはなく、携帯トイレを使わざるを得ない。あらゆる悪条件が揃っていた。
頂上にたどり着くためには、数箇所の鎖場をクリアする必要がある。足をかける場所が少なく、「どうやって登ればよいのだろう」と思うような鎖場があった。上半身の筋力がない人は厳しいだろう。
息も絶え絶え、私が頂上に着いたのは午前11時40分ごろ。島中央部の山並みがクリアに見えた。まさに絶景だった。
下山は疲労のせいで、足に力が入らなかった。無心で歩き、登山口に帰ってきたのは16時半。結局、登りは4時間、下りは3時間半かかった。時間はさほど長くないものの、厳しさは宮之浦岳登山と比べても遜色ないと感じた。
登山道のそばに生えていた植物は、以下の写真の通りだ。コショウノキの花やヒメアリドオシの実を初めてみることができた。