【643日目】愛子岳はとてもキツい

2024年2月12日(月)、午前5時過ぎに起きた。午前7時に家を出て、車で愛子岳の登山口へ向かった。午前7時半ごろ、父とともに登山を始めた。

 

愛子岳は標高1235m。登山ルート全体が世界遺産区域に含まれる。

登山口の手前から眺めた景色。尖っている山が愛子岳

 

登山はかなりきつかった。道は狭く、路面は不安定、勾配は急。道中にトイレはなく、携帯トイレを使わざるを得ない。あらゆる悪条件が揃っていた。

登山口の様子。私と父は最初、右の舗装道路を登山道だと勘違いしたまま、しばらく進んでしまった。本当の登山道は、写真中央の右寄りに写っている、森のなかの狭い道
登山道の序盤の様子

 

頂上にたどり着くためには、数箇所の鎖場をクリアする必要がある。足をかける場所が少なく、「どうやって登ればよいのだろう」と思うような鎖場があった。上半身の筋力がない人は厳しいだろう。

愛子岳から海岸を眺める。写真奥側から岩場を登ってきて、写真手前側へ向かうと頂上がある
愛子岳から海岸を眺める。写真奥側から鎖場を登ってきて、写真手前側に向かうと頂上がある

 

息も絶え絶え、私が頂上に着いたのは午前11時40分ごろ。島中央部の山並みがクリアに見えた。まさに絶景だった。

愛子岳頂上からの眺め
愛子岳頂上からの眺め

 

下山は疲労のせいで、足に力が入らなかった。無心で歩き、登山口に帰ってきたのは16時半。結局、登りは4時間、下りは3時間半かかった。時間はさほど長くないものの、厳しさは宮之浦岳登山と比べても遜色ないと感じた。

 

登山道のそばに生えていた植物は、以下の写真の通りだ。コショウノキの花やヒメアリドオシの実を初めてみることができた。

登山道の脇で花を咲かせていたコショウノキ
登山道の脇に生えていたヒメアリドオシ。鋭い棘が無数に出ている
苔むした場所で咲いていた花。おそらくオオゴカヨウオウレン
登山道の足元で花を咲かせていたサツマイナモリ
登山道の脇で実をつけていたマンリョウ。左下にはセンリョウも写っている
登山道の脇に生えていた低木。ルリミノキの仲間
登山道の脇に生えていたシマイズセンリョウ

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