2022年8月12日(金)、午前3時に起きた。今日から友人2人が旅行にやってくる。友人達は羽田空港を午前8時ごろに出発。鹿児島空港に着いた後、屋久島空港行きの便に乗り継いだ。午前11時過ぎ、島に上陸した。
友人の到着に合わせて、私は空港を訪れた。空港は、島外に出る人や、来島者を出迎える人などでごった返していた。私の近くにいた人達は、川崎に馴染みがあるようだった。会話の端々に、「武蔵小杉」や「登戸」といった単語が出てきた。個人的に懐かしい気分になった。
友人と合流し、空港近くで昼食や食材調達を済ませた。
バスで自宅に戻った後、私達3人は自転車で移動した。自転車は、NANGOKU 宮之浦店で借りたものだ。
自転車で向かった先は、楠川温泉。宮之浦の隣の地区にある温泉だ。森の中にひっそりと、小さな公衆浴場が立っている。浴槽の定員は5人程度だろう。
髪を洗うのに戸惑った。繰り返しお湯を掛けているにもかかわらず、シャンプーが残っている感覚になったからだ。恐らく、シャンプーは流れ落ちていたが、お湯が滑っているため、洗えていない錯覚に陥ったのだろう。
温泉から自宅への帰り道、空が美しかった。うろこ状の雲が赤く染まっていた。