2024年3月8日(金)、午前6時すぎに起きた。まちじゅうの屋根が雪で白く染まるなか、午前7時ごろに横浜の実家を出た。東京メトロ副都心線の東新宿駅で降りて、国立国際医療研究センター病院へ向かった。人生初の人間ドックを受けるためだ。
人間ドックを受けようと思ったのは、お笑いコンビ・オズワルドの畠中悠さんの話がきっかけだ。畠中さんはPET検査を受けたことで、腎臓がんを発見できたらしく、自分も健康状態を確かめてみようと考えた。
私は最初、畠中さんと同じ検査を受けようと思っていた。いざ調べてみると、PET検査が想像以上に高額であることが分かった。10万円以上は出せなかったので、比較的安い人間ドックを受けることにした。値段は8万円弱だった。
人間ドック当日の今日、採血や超音波検査など色々な検査を受けた。面白かったのは、「インボディ」という装置を使った測定だ。右腕や左脚などの部位別に、筋肉量を知ることができた。
胃カメラが鬼門だった。以前、胃カメラの検査を受けた際、あまりにも不快で泣きそうになったことがあるからだ。そのトラウマがあったので、今回は鎮静剤を入れてもらうことにした。
鎮静剤の効果は絶大だった。いつの間にか検査が終わっていた。胃カメラをいつ口に入れたのか記憶がない。検査後は酔っ払っているような状態だった。帰りの電車では爆睡。家に帰った後も眠気がおさまらなかった。