2022年9月9日(金)、午前3時に起きた。最近の生活リズムは規則的だ。活動中と睡眠中の合計時間が、約26時間で一定している。就寝時刻が自然と遅くなり、夜型の生活が朝型の生活に変わってきた。
散歩に出たのは15時から。宮之浦の街を抜け、宮之浦川沿いの道を上流方向へと向かった。道路脇の森からは、メジロやヒヨドリのさえずりが聴こえてきた。
散策中、見たことのない鳥に遭遇した。鳥の大きさはスズメと同程度。焦げ茶色の羽は、一部がベージュに変色している。胴体や顔にある、茶色の斑紋も特徴的だ。
人への警戒心は薄いようだ。私が数m先の位置に近づいても、鳥は木に留まったままだった。静かに周囲を見渡し、しばらく経ってから、森の中へと消えて行った。
家に戻って、鳥の種類を調べ始めてからが大変だった。ウェブサイトやスマホアプリを基に、いくら調べても、種類が分からないのだ。体の形や模様はサメビタキやエゾビタキ、ムナフヒタキに似ているが、決定打に欠ける。羽の色なども一致しない気がする。
野鳥の探索を始めてから、十数種類の鳥に出会った。そのうち、種類を判別できないのは今回が初めてだ。とても困った。