【133日目】色々な海岸の、色々な鳥

2022年9月20日(火)、午前7時に起きた。役場に用事があったので、午前8時に家を出た。散歩を始めたのは、用事を終えた午前10時過ぎから。役場や空港のある長峰地区から、自宅のある宮之浦地区まで、約12kmの道のりを歩いた。

屋久島空港に着陸する飛行機。役場の近くで撮影した

 

まずは、空港のそばにある、仁田早崎鉱山跡を訪れた。そこにあるのは、切り立つ崖と、爽やかな海だけ。建物や街灯は見当たらず、生き物の気配もほとんど感じなかった。きっと夜明け前後には、星空や朝日が美しく見えるだろう。

鉱山跡の景色。天然なのか、人の手によって削られたのか分からないが、崖の表面はとても荒々しかった
鉱山跡の景色。東の海や、その奥には種子島が見えた。写真では見切れているが、足元には赤銅色の石ころが転がっていた

 

鉱山跡を去った後も、長峰地区や小瀬田地区で海岸の景色を眺めた。目撃した鳥は、トビやアオサギ、コサギなどだ。アオサギとコサギは、仲間意識を持っているのか、一緒に海岸沿いを移動していた。両者の並び立つ姿を見て、いかにアオサギが大きいかを知ることができた。

コサギ(左)とアオサギ(右)
アオサギとコサギが連れ立って、海岸を飛んでいた
海岸近くを飛ぶトビ

 

宮之浦の海岸も訪れた。昨日、クロハラアジサシやセイタカシギが飛来していた場所だ。数は半減したものの、両者ともに残っていた。

クロハラアジサシと思しき鳥

 

初めて見る鳥にも遭遇した。シギの仲間だろう。シギの見分けはなかなか難しいが、恐らくキアシシギだと思う。この水場では、人の姿もちらほら見かけた。昨日も今日も、それぞれ別の男性が1人でやってきて、流木を集めていた。

キアシシギと思しき鳥。背中に白い斑点があるので、幼鳥かもしれない
宮之浦の海岸。宮之浦川の河口近くに位置している。キアシシギやセイタカシギは、写真中央にある水場で餌を食べていた。水場は昨日よりも干上がっていた

 

散歩全体を通じて印象に残ったのは、トンボの群れ。前日、宮之浦で見かけたように、ほかの地区でも大群が発生していた。赤褐色のトンボのほか、ギンヤンマのような見た目のトンボなども見かけた。

 

群れからはぐれたトンボ達は、車に轢かれて死んだり、歩道の上でぐったりしたりしていた。100m歩くごとに、瀕死のトンボを見かけるような状況だった。

今日の宮之浦川。14時43分に撮影

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