2022年9月20日(火)、午前7時に起きた。役場に用事があったので、午前8時に家を出た。散歩を始めたのは、用事を終えた午前10時過ぎから。役場や空港のある長峰地区から、自宅のある宮之浦地区まで、約12kmの道のりを歩いた。
まずは、空港のそばにある、仁田早崎鉱山跡を訪れた。そこにあるのは、切り立つ崖と、爽やかな海だけ。建物や街灯は見当たらず、生き物の気配もほとんど感じなかった。きっと夜明け前後には、星空や朝日が美しく見えるだろう。
鉱山跡を去った後も、長峰地区や小瀬田地区で海岸の景色を眺めた。目撃した鳥は、トビやアオサギ、コサギなどだ。アオサギとコサギは、仲間意識を持っているのか、一緒に海岸沿いを移動していた。両者の並び立つ姿を見て、いかにアオサギが大きいかを知ることができた。
宮之浦の海岸も訪れた。昨日、クロハラアジサシやセイタカシギが飛来していた場所だ。数は半減したものの、両者ともに残っていた。
初めて見る鳥にも遭遇した。シギの仲間だろう。シギの見分けはなかなか難しいが、恐らくキアシシギだと思う。この水場では、人の姿もちらほら見かけた。昨日も今日も、それぞれ別の男性が1人でやってきて、流木を集めていた。
散歩全体を通じて印象に残ったのは、トンボの群れ。前日、宮之浦で見かけたように、ほかの地区でも大群が発生していた。赤褐色のトンボのほか、ギンヤンマのような見た目のトンボなども見かけた。
群れからはぐれたトンボ達は、車に轢かれて死んだり、歩道の上でぐったりしたりしていた。100m歩くごとに、瀕死のトンボを見かけるような状況だった。