【135日目】ラジオで屋久島を知る

2022年9月22日(木)、午前9時半に起きた。いつもは窓を開けて寝ているが、昨晩は閉めて寝た。だがそれでも、今朝の起床時には、布団を出たくないと思うほど寒かった。

 

散歩に出たのは16時から。山に漂う霧雲を眺めながら、宮之浦川沿いを歩いた。

今日の宮之浦川。16時19分に撮影
宮之浦川にいたコサギ

 

宮之浦の海岸も訪れた。台風直後にやってきたクロハラアジサシを観察するためだ。観察時には「2、3羽いる」と思ったが、間違いだったかもしれない。写真を見返すと、今日見た鳥は、クロハラアジサシではなくユリカモメだったようだ。

宮之浦の海岸にいた、ユリカモメと思しき鳥。くちばしの色や、翼の縁の色などを踏まえて判断した。頭頂部にごま塩状の模様がないことなどから、クロハラアジサシではないと思う

 

夜、「やくしまじかん」というラジオ番組を初めて聴いた。この番組は、土曜日の夕方にMBCラジオで放送している。

 

地方局らしさを感じる、素朴な番組だった。特に、詩の朗読コーナーが印象に残った。「オリオン三星賞」という詩のコンクールから入賞作品を紹介するコーナーだ。この賞では、屋久島と口永良部島の小・中・高校生を対象としている。

 

今回の放送で朗読していたのは、宮浦小学校の児童(現在は中学生)の作品。この児童は不登校だったが、屋久島に引っ越してきてから、学校に通い始めたとのこと。登校するようになった理由を、子供とは思えない文章で表現していた。素晴らしい詩だった。

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