【306日目】2日目も大盛り上がり

2023年3月12日(日)の現地時間午前9時半ごろに起床した。いつも通り、ニワトリに似た鳥がうるさかった。そのせいで寝不足気味だ。

 

マイアミでのWBCは、今日が2日目。第1試合がイスラエル対ニカラグア、第2試合がプエルトリコ対ベネズエラだ。優勝候補同士の激突となった第2試合は、ベネズエラが9対6で勝利した。ベネズエラは前日に続き優勝候補を破り、1次ラウンド突破に大きく近づいた。

イスラエル対ニカラグアのスコア(8回まで)。試合は、イスラエルが3対1で勝利した
プエルトリコ対ベネズエラのスコア(9回表まで)

 

ベネズエラ主砲のペレス選手が勝利に貢献した。1回表に先制タイムリーヒット、2回表に3ランホームランを放つなど4安打5打点を挙げた。2021年にホームラン王を獲得した打棒は、伊達ではなかった。

ペレス選手がホームランを放った場面

 

先発したロペス投手も素晴らしい出来だった。5回途中まで投げて、強力プエルトリコ打線を1点に抑えた。

 

試合前の光景が印象的だった。ベネズエラとプエルトリコ、両方の選手数名がグラウンドでハグしていた。お互い、切磋琢磨する友人同士なのだろう。

試合が始まる数分前にハグする選手。左がベネズエラのアクーニャ選手、右がプエルトリコのロサリオ選手。ともにメジャーリーグのアトランタ・ブレーブスに所属している

 

試合前のファンの様子からも、よきライバルであることが窺えた。球場入り口付近の広場で、ベネズエラのサポーターが国旗を掲げながら、「ベネズエラ!ウー!」と叫ぶと、その直後にプエルトリコ側が負けじと応援歌を合唱していた。

 

【動画】試合前の様子

 

試合に負けた後、プエルトリコのサポーターはさほど落ち込んでいなかった。少なくとも私の目にはそう見えた。第1試合で敗れたニカラグアのサポーターからも、悔しいという感情を見て取れなかった。新鮮かつ面白い反応だった。

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