【314日目】大熱戦!日本対メキシコ

2023年3月20日(月)の現地時間午前9時に起床した。今日のWBCは、日本対メキシコの一戦。想像以上に多くの日本人が、球場に詰め掛けていた。観客の数は、メキシコサポーターを上回っていたと思う。

 

メキシコが試合の主導権を握った。4回表にウリアス選手の3ランホームランで先制し、5回裏には今大会絶好調のアロサレーナ選手が守備で魅せる。岡本選手のホームラン性の大飛球を、ジャンプ一番、好捕した。

スーパーキャッチをしたアロサレーナ選手は、試合中にも関わらず観客のサインに応じていた

 

怒涛の展開が終盤に待っていた。7回裏の日本の攻撃、吉田選手が同点3ランホームランを放った。8回表にはメキシコが再び突き放し、5対3に。8回裏には源田選手の決死のバントで、日本が1死2、3塁のチャンスを作り、山川選手の犠飛で1点差に迫った。

吉田選手が同点3ランホームランを放った場面

 

そして迎えた9回裏。先頭の大谷選手が2ベースヒットで出塁した。2塁に到達した大谷選手は、両腕を上げて、仲間を鼓舞するようなポーズをとった。続く吉田選手は四球。無死1、2塁のチャンスで、村上選手がセンターフェンス直撃の逆転サヨナラ打を放った。

2塁ベース上でポーズをとる大谷選手。こんなに感情を爆発させた大谷選手は見たことがない
村上選手がサヨナラ打を放った場面
サヨナラ勝ちが決まった場面

 

私はこの試合、基本的に淡々と観戦していたが、9回裏の日本の攻撃では、選手の名前を叫び応援した。野球の試合で、選手を応援したいという気持ちになったのは、久しぶりの感覚だった。

 

話は試合開始前に遡る。私はいつもより2時間ほど早く、16時ごろに球場に入った。大谷選手の打撃練習を見るためだ。

 

ライト側の1階席で、大谷選手の練習を眺めた。あわよくばホームランボールを捕るつもりだったが、その考えは甘かった。高く上がった打球は1階席のはるか上、2階席へと飛び込んでいったからだ。このほか、岡本選手や山川選手が練習中に放っていた打球も、かなり強烈だった。

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