2022年7月18日(月)、午前7時半に起きた。午前中は、たまっていたブログの投稿を進めた。午後は父とともに、島の北部にある「東シナ海展望所」などを訪れた。
東シナ海展望所に行ったのは、一眼レフカメラによるタイムラプス撮影を試すためだ。父から譲り受けた三脚を立てて、海の様子を1時間以上撮影した。
撮影中、数組の観光客が展望所に立ち寄り、景色を眺めていた。ここに人がいるのを見たことがなかったので、意外だった。彼らは、いかつい三脚を構えている私達を見て、立派な景色があるに違いないと思ったのだろう。
「何を撮っているのですか。潜水艦でも狙っているのですか」。展望所で佇む私達に対して、茶色い革靴を履いたおじさん2人組がこう話しかけてきた。カメラの画面を見せて、タイムラプス撮影をやっていることを伝えた。
2人組は出張で島に来ていた。ほとんどの電力を水力発電で賄っている屋久島に、ビジネス的な魅力を感じているとのこと。CO2排出量を抑えて、ものづくりができるからだ。私としては、会社を辞めて以来接していなかった、ビジネスのリアルな話を聞くことができて面白かった。
展望所を訪れる前は、永田地区の横河渓谷に行った。以前来た時と比べて、水量が多く、流れが激しかった。水の色は、緑ではなく茶色に変わっていた。おととい降った大雨が影響しているのだろう。
渓谷では、外国人の男女4人組が水着で泳いでいた。ただし、泳いでいたのは、露天風呂ほどの広さしかない場所。もっと大きく、プールのようになっている場所もあるが、そこには入っていなかった。流れが激しく危険だったからだろう。外国人はちょっと残念そうだった。