2022年7月19日(火)、午前7時に起きた。父との旅行は、今日が最終日だ。
父は、13時30分発のフェリーに乗った。宮之浦港を出て、鹿児島市に向かう。そこから高速道路を走り、約1日かけて横浜に戻るらしい。還暦を超えているというのに、元気な人だ。
島に来て以来、不思議と寂しさは感じなかったが、港の近くで父と別れた後は少し寂しい気持ちになった。帰宅後、再び外出し、父の乗るフェリーが遠ざかっていく様子を眺めた。
父の出発前は一緒に、昼ごはんを食べたり、ドライブを楽しんだりした。ドライブしたのは、宮之浦の街と白谷雲水峡を結ぶ山道だ。車が自由に使えるうちに、この道からの景色を確認しておきたかった。
今後も訪れたいと思ったのは、「森の展望台」というお洒落な名前のバス停だ。ここの近くからは、宮之浦の山・街・川・海を一望できる。道路脇にはガードレールが整備されているため、安全面の心配は少なそうだ。
話は変わるが、18時半ごろに流れた町内放送が面白かった。屋久島の中学校出身の、ある投手を応援するよう呼び掛けていた。その投手は、夏の甲子園を目指し、鹿児島県大会の準決勝に出場するらしい。
準決勝の対戦相手は大島高校。高校野球のにわかファンである私でも、その名前を知っている。大島高校が出場した今春のセンバツの試合を、偶然テレビで見ていたからだ。学校が奄美大島にあることや、エースピッチャーの投げっぷりが気持ち良かったことを覚えている。
どちらの高校が決勝に進むのか、非常に楽しみだ。